2012年03月10日
ソテツ
先日百之台へ上がった時、ちょうど道路脇の草の伐採作業をしていました。
ソテツもきれいに剪定されて丸坊主(笑)
葉を剪定した切り口を見ると、ゼリーのような樹液の塊ができていました。
こういうの見ると舐めてみたくなりませんか?(笑)
光の当たリ具合によっては、キラキラ光ってきれいでした。
この樹液のことを調べたくて検索したら、面白い話を見つけました。
大阪は堺市にある妙国寺、ここは大きなソテツがあることで有名だそうです。
そのソテツにまつわるお話なのですが…。
戦国時代にこのお寺に運ばれたソテツは当時はとても珍しく、織田信長が強引に安土城に移植したそうです。
しかし、毎夜毎夜このソテツが「堺へ帰ろう」とすすり泣くので、激怒した信長がソテツを切らせました。
するとその切り口から鮮血が流れて大蛇のように悶え苦しみ、それを見た信長は気味が悪いとまた妙国寺に返しました。
枯れそうになっていたソテツは、日珖(にっこう)上人の読経によって回復したというお話です。
妙国寺のソテツは樹齢1100年といわれ、周囲が17m樹高は3m。
大きな木には、伝説や言い伝えがあるものですね。
Posted by シンコ at 20:19│Comments(0)
│植物